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　　　　　　　　通知領域のアイコンをクリックするプログラム

　　　　　　　　　　　　TrayClick.exe Version 3.0

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●概要
【ソフト名】　通知領域のアイコンをクリックするプログラム TrayClick
【登 録 名】　TrayClickvr.zip
【バイト数】　xxx,xxxバイト
【著作権者】　A.Shimada（島田明雄）
【対応環境】　WindowsXP, Windows7, Windows8, Windows10日本語版
【動作確認】　Endeavor NT7100Pro (Windows XP Pro)
　　　　　　　NEXTGEAR-NOTE i400PA3 (Windows 7 Pro)
              MB-W700X-SH (Windows 8 Pro)
              MB-W820X-SH (Windows 10 Pro)
【必要 DLL】　なし
【前　　提】　.NET Framework 3.5
              Windows オートメーション API ライブラリ
【開発言語】　Visual C# 2015
【更 新 日】　2016/8/19
【種    別】　フリーソフトウェア
【サポート】　メールにて
【転載条件】　転載を希望される方は、事前に私宛にメールをください。

●機能
　通知領域の指定されたアイコンをクリック、又は右クリックします。自動化の部品
　に使えるかもしれません。
 
　【重要！　.NET Framework 3.5が必要です。】
　【重要！　Windows オートメーション API ライブラリが必要です。WindowsXP、
　Vistaの場合、重要度 推奨の更新プログラムKB971513を適用して下さい。なお、
　Vistaの場合、KB971513はKB971644に含まれています。これらの更新プログラムは
　2009/10月末から11月初めに公開されています。Windows7以降の場合、最初から
　含まれており更新は不要です。】

　Version2.0でWindows7に対応しました。

●配布ファイル
　TrayClick.exe　　 プログラム本体
　HidemaruAbout.vbs 通知領域の秀丸エディタのAboutダイアログを表示する例。
　HidemaruOpen.js　 通知領域の秀丸エディタの開くダイアログを表示する例。
　README.TXT　　　  このファイル

●インストール
　ダウンロードしたファイルTrayClickvr.zipを右クリックしてすべて展開した後、適
　当な場所に置いて下さい。なお、起動時に「発行元を確認できませんでした…」とい
　うメッセージが出たときは右クリックしてプロパティ画面を出し「ブロックの解除」
　ボタンを押して下さい。

●アンインストール
　配布ファイルを削除して下さい。レジストリは変更していません。

●使用方法
　配布ファイルのHidemaruAbout.vbs. HidemaruOpen.jsを参考に自動化のスクリプトを
　作成し、実行して下さい。隠れているタスクバー、隠れているアイコンは自動的に表
　示されます。

　【書き方】
　TrayClick アイコンタイトル [L | R]

　アイコンタイトル　　クリックするアイコンのタイトルを指定します。
　 L | R　　　　　　　クリック（仮定値）、又は右クリックを指定します。

　先頭が一致するタイトルがない場合は一部を比較します。更に、隠れているアイコン
　がある場合は展開して検索します。比較の際、大文字小文字は区別しません。1バイ
　トコードと2バイトコードは区別します。

　【戻り値】
　1：クリック成功
　0：クリック失敗。パラメータ誤り、アイコンが見つからない、など。

●プログラムの仕組みなど
　(1)WindowsオートメーションAPI(UI Automation)を使って通知領域を検索し、
　　SendInputでマウスクリックしています。

　(2)Windows7では通知領域のアイコンを小さなウィンドウに隠せるようになりました。
　　そのウィンドウはフォーカスを失うと消えてしまうのでUISpyで調べることもでき
　　ず、どうしたものかと悩んでいましたが、手がかりはやはりUISpyにありました。
　　UISpyのイベントトレースでウィンドウの名前が判明し、その中のボタンを列挙す
　　ることで何とか動いています。

　(3)Windows8で隠れているアイコンのウィンドウ名が変更されたため、検索ができな
　　くなりました。バージョンでウィンドウ名を切り替えるようにしました。

　(4)上記(3)の対策後、Windows10でも隠れているアイコンを検索できるようになった
　　ものの、今度はフォーカスを失ってもウィンドウが消えないという現象が発生し
　　ました。同じコードでWindows7, 8では自動的に消えます。対策として、ウィンド
　　ウを表示するためにChevronボタンにUI AutomationのInvokeを使用していたのを
　　マウスクリックに変更したところ自動的に消えるようになりました。

　(5)WindowsXPの終了にあたり、.NET Frameworkを4.xに変更しようかとも思いました
　　が、さしあたり3.5のままにしてあります。Visual Studio Community 2015でも3.5
　　を指定できました。

●サポート
　プログラムの最新版は本ドキュメント末尾のURL内にあります。

　不具合等については本ドキュメント末尾の宛先にメール頂ければできるだけ対処
　します。

●免責
　本プログラムの使用により生じた損害に関して作者に責任はないものとします。

●転載
　本プログラムの転載等は自由ですがメールにて連絡をお願い致します。

●謝辞
　緑のバイクさんのSendInputのコードを使わせて頂きました。
　http://homepage3.nifty.com/midori_no_bike/CS/userIO.html#268
　浦野さんよりWindows10での不具合の指摘を頂きました。
　ありがとうございます。

●改訂歴
　バージョン番号はプロパティから確認できます。

　Version 3.0（2016/8/19）
　　Windows8, Windows10の隠れているアイコンが検索できない不具合を修正。

　Version 2.0（2010/10/17）
　　Windows7に対応。

　Version 1.0（2010/1/24）
　　大文字小文字無視、先頭一致、部分一致の検索。隠れているタスクバー、隠れて
　　いるアイコンの表示。性能向上など。

　Version 0.5（2010/1/2）
　　作成

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             Copyright(C)2010,2016 A.Shimada（島田明雄）

     URL     http://www.mars.dti.ne.jp/~a-smd/
     E-Mail　akio_dot_shimada@nifty.ne.jp(spam対策)　SHIMAPEE（しまぴー）
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